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VIE株式会社は、慶應義塾大学 環境情報学部 准教授/VIE株式会社 CMOの藤井進也氏と、同大学 環境情報学部 訪問研究員/日本学術振興会特別研究員PDの近藤聡太郎氏を中心とする研究グループとともに、音楽聴取中に生じる「鳥肌が立つような強い快感(以下、鳥肌感)」を高める脳波選曲に関する研究成果を発表しました。
本研究では、VIEが開発して販売しているイヤホン型脳波計を用いて音楽聴取中の脳波を計測し、個人ごとの快感反応に基づいて楽曲を選択する手法を検証しました。その結果、脳波に基づいて生成されたプレイリストが、主観的な快感評価および鳥肌感の発生において、実際に音楽体験を高めることが示されました。本研究成果は、2026年1月5日に国際学術誌 iScience(Cell姉妹誌)に掲載されました。
論文情報:
Kondoh, S., Etani, T., Sakakibara, Y., Naruse, Y., Imamura, Y., Ibaraki, T., & Fujii, S. (2026). A chill brain–music interface for enhancing music chills with personalized playlists.iScience.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589004225027695
研究の概要
音楽を聴いたときに生じる「鳥肌が立つような感覚」は、強い感動や快感と結びついた主観的な体験として知られています。一方で、どの楽曲で鳥肌感が生じるかは個人差が大きく、同じ音楽であっても反応は人によって異なります。このため、個人の感性に即した音楽体験をどのように実現するかが、音楽科学やニューロサイエンスの分野で重要な課題となってきました。
本研究では、音楽聴取中の脳波に着目し、個人ごとの快感反応に基づいて音楽体験を最適化できるかを検証しました。イヤホン型脳波計で音楽聴取中の脳波を計測し、その情報と楽曲の音響的特徴量を組み合わせることで、快感が高まると予測される楽曲を選曲し、プレイリストとして提示する仕組みを構築しました。
実験の結果、脳波に基づいて選曲されたプレイリストは、ランダムに選ばれた楽曲などと比較して、鳥肌感の発生頻度および主観的な快感評価のいずれも高い値を示しました。脳波という生体信号を用いることで、個人がより強く感動する音楽体験を引き出せる可能性が示されています。
研究用途に最適な脳波計「VIE EEG Headphone」
本研究ではイヤホン型脳波計を用いて実験を行いましたが、VIEでは現在、脳科学研究・実証研究・R&D用途に幅広く活用いただける、ヘッドホン一体型の高精度EEGデバイス「VIE EEG Headphone」も提供しています。
研究開発や共同研究をご検討の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
製品詳細:
https://vie.style/pages/vie-eeg-headphone
VIE株式会社は、応用脳科学コンソーシアム(CAN)が主催する「応用脳科学アカデミー2025 テクニカルコース」において、2026年2月5日(木)に講義・デモンストレーションを行うことをお知らせします。
当日は、昨年研究発表した脳波の個人差に着目した個別化聴覚刺激による認知機能向上に関するエビデンス研究発表のご紹介と、昨年発表した高精度かつトリガー入力可能なウェアラブル脳波計 VIE EEG Headphoneをご紹介します。
開催概要
・イベント名:応用脳科学アカデミー2025 テクニカルコース
・日時:2026年2月5日(木)10:00–11:30
・会場:株式会社NTTデータ経営研究所(東京都千代田区平河町)9階 + オンライン
・参加費:無料
・予約・イベント詳細URL:https://www.can-neuro.org/fy2025technical_20250109/#vie
・主催:応用脳科学コンソーシアム(CAN)
講義概要
テーマ:「ウェアラブル脳波計と聴覚刺激による状態変容の展望~個別化ガンマ周波数刺激の研究発表とVIE EEG Headphoneの上市に寄せて~」
10:00–10:30 会社紹介・事業紹介
10:30–11:00 個別化ガンマ周波数刺激を用いた認知機能向上に関する研究発表紹介
11:00–11:10 休憩
11:10–11:30 VIE EEG Headphoneの紹介・デモ
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社は、東京科学大学(Science Tokyo)、新宿神経クリニック含む研究グループとの共同研究において、イヤホン型脳波計(Ear-EEG)を用いた側頭葉てんかんにおける発作間欠期てんかん性放電(IED)の検出感度に関する検証を行い、特定の条件下で医療用頭皮上脳波計(Scalp-EEG)に迫る検出感度を確認したという研究経過を発表いたしました。本研究成果は、2025年11月14日に開催された「第55回日本臨床神経生理学会学術大会」にて発表されました。
研究の背景
てんかんの診断や治療薬の効果判定において、脳波検査は不可欠です。しかし、従来の頭皮上脳波計は、電極装着時に頭部の広範な領域にペーストやジェルの塗布が必要で、準備中の拘束時間が長く装着時の不快感があり、日常生活下での長期間の脳波測定は困難でした。 本研究では、音楽再生機能を持つイヤホン形状で、ジェル不要のドライ電極を採用したウェアラブル脳波計「VIE ZONE」※1を使用して、側頭葉てんかん患者における発作間欠期てんかん性放電(IED)の検出精度を検証しました。
側頭葉てんかん患者10名をリクルートし、臨床で使用される医療用脳波計を使用した脳波計測時に、VIE ZONEでも同時に計測を行いました。データ解析が可能な9名について、医療用脳波計の脳波データに対して脳波解析ソフトウェアで発作間欠期てんかん性放電(IED)の自動判定を行いました。自動判定によって、IEDの可能性が高いと判定された側頭部の波形について、てんかん専門医が①医療用脳波計取得脳波と、②VIE ZONE取得脳波をそれぞれ目視し、明確なIEDと判定した波形の割合を両者で比較しました。
※1:VIE ZONEは研究用脳波計であり、疾患の診断・治療に使用することはできません。
研究の結果
実験の結果、自動判定によりIEDの可能性が高いと判定された波形のうち、目視で明確なIEDと判定された波形の割合は臨床脳波計で74.2%、Ear-EEG(VIE ZONE)で70.8%という結果になりました。また、IEDの優位脳部位別の比較では、外耳道に近い中側頭部において比較的Ear-EEGでの検出率が高い結果でした(図1)。※2
本研究結果は、ウェアラブル耳内脳波計であっても臨床脳波計に劣らないIED検出感度を発揮する可能性を示しており、日常生活におけるてんかんリスクの検出や治療中患者の在宅モニタリング等への発展が期待されます。てんかんの予防・早期介入・治療中のQOL向上に貢献できるよう、更なる研究開発を進めてまいります。
※2:本研究は更なる解析を行っており、検出感度についても追加的な検証を予定しています。最終的には、研究結果の学術雑誌への投稿を予定しております。

図1:IED発生部位別の検出精度
共同研究パートナーを募集
VIE株式会社は、最先端技術であるニューロテクノロジーを掛け合わせ、新たな可能性を追求しています。研究企画から共同研究開発、サービス開発、事業実装まで、多岐にわたるフェーズやテーマでの共同研究を歓迎しておりますので気軽にお声がけください。
・お問い合わせ先:info@vie.style
・共同研究事例:https://www.viestyle.co.jp/news/category/business/
次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社は、東京科学大学病院 周産・女性診療科と共同で、周閉経期女性に生じやすいイライラ感(気分変調)に対し、個人の脳波状態に基づいて最適化されたニューロミュージック(脳波誘導型音楽)が鎮静効果を示す可能性を確認しました。本成果は、2025年11月に行われた日本女性医学学会にて報告されています。
研究の背景
更年期前後の女性は、ホルモンの急激な変化により、イライラ感・情緒不安定・不安などの精神的負担が高まりやすいことが知られています。近年では、こうした症状がホルモンだけでなく、脳の神経活動(特に16–31Hzのβ波)の変調とも関連している可能性が示されています※1。
一方で、薬剤以外のアプローチとして、音刺激による脳波変調が不安や疼痛の軽減に役立つという報告もあり※2、より日常的で負担の少ない介入方法への期待が高まっています。
そこで本研究では、各個人の脳波特性に基づき最適化された音響刺激「ニューロミュージック」※3が、更年期に伴うイライラ感の緩和に寄与するかを探索的に評価しました。
周閉経期の女性3名を対象に、まず被験者に「イライラ」と「リラックス」を交互に想起してもらい、その際の脳波(3〜40Hz)をVIEのウェアラブル型脳波計で計測しました(STEP1)。得られたデータから、各個人がリラックス状態で特異的に増加する周波数帯と、イライラ状態で際立つ周波数帯を抽出し、これらの特徴的な成分を強調するよう加工して「個別ニューロミュージック」を生成しました。
その後、被験者に個別ニューロミュージックを聴いてもらい、聴取中の主観的イライラ度をリアルタイムで計測することで、特定の周波数を含んだ音楽が情緒の立ち上がりにどのような影響を及ぼすのかを検証しました(STEP2)。
※1:Hwang, R.-J., Hsu, H.-C., Ni, L.-F., Chen, H.-J., Lee, Y.-S., & Chuang, Y.-O. (2022). Association between resting-state EEG oscillation and psychometric properties in perimenopausal women. BMC Women’s Health, 22(1), Article 177. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35538572/
※2:Schmid, T., Wirth, M., Wetzstein, H., & Kirchengast, S. (2020). Predictors of irritability symptoms in mildly depressed perimenopausal women. Psychoneuroendocrinology, 122, Article 104886. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33493755/
※3:Yokota, Y., Tanaka, K., Chang, M., Naruse, Y., Imamura, Y., & Fujii, S. (2024). Gamma music: a new acoustic stimulus for gamma-frequency auditory steady-state response. Frontiers in Human Neuroscience, 17, Article 1287018. https://www.frontiersin.org/journals/human-neuroscience/articles/10.3389/fnhum.2023.1287018/full
研究の結果
実験の結果、STEP1では、すべての被験者において「イライラを想起したとき」と「リラックスを想起したとき」の脳波パターンが明確に異なることが確認されました(表1)。特に被験者1および2では、イライラ状態では30Hz以上の高周波帯(β波)が顕著に増加し、逆にリラックス状態ではα帯から低β帯が優勢となるなど、情動状態に応じた特徴的な神経活動が個別に認められました。一方で被験者3では異なるパターンがみられ、更年期に関連する心理症状の背景には個人差が大きい可能性も示唆されました。

STEP1における各被検者のイライラ時・リラックス導入時に増えた周波数(表1)
STEP2では、このように個人ごとの脳波特性をもとに生成したニューロミュージックを提示したところ、2名の被験者でイライラを誘発した際の「イライラ度の立ち上がり」が対照条件と比べて明らかに緩やかになりました(表2)。これは、個別に抽出したリラックス周波数帯を増強する音楽が、感情の高ぶりを抑制する方向に作用した可能性を示しています。また、1名では主観的イライラ度そのものが低下しており、より直接的な鎮静効果を示す結果となりました。

STEP2における音楽再生時の主観的イライラ度(回帰係数*)(表2)
さらに、音楽聴取中のリアルタイムスコアを解析したところ、被験者1ではリラックス周波数を強調した音楽を聴いた際にイライラ度が低下し、個別最適化された音響刺激が感情変動の制御に寄与する可能性が示されました。被験者2では大きな変化はみられなかったものの、被験者3では逆にイライラ度が上昇する結果となり、同じ介入であってもその反応性には個人差が存在することが改めて確認されました(表3)。

音楽聴取中にリアルタイムで記録されたイライラ度のうち、後半30秒間の平均値(スコア0-100)(表3)
これらの結果から、個人の脳波パターンに基づいて最適化したニューロミュージックが、更年期に伴うイライラ感や気分変調に対する新しい非薬物的介入手段となり得る可能性が示唆されました。今後は対象者数を拡大し、より精緻なデータに基づく有効性の検証を進めていく予定です。
ニューロミュージックを「VIE Tunes」で体験

本研究で用いられたニューロミュージックは、脳チューニング音楽アプリ「VIE Tunes」でも体験できます。VIE Tunesは、気分・集中・睡眠など、ユーザーが求める状態に合わせて脳波に働きかける音響刺激を提示するアプリで、研究知見に基づいて設計されたニューロミュージックが多数収録されています。
・対応OS: iOS / Android
・価格: 初月無料 / 月額500円
・製品URL: https://vie.style/pages/vie-tunes
・アプリURL: https://apple.co/480jbQL
共同研究パートナーを募集
VIE株式会社は、最先端技術であるニューロテクノロジーを掛け合わせ、新たな可能性を追求しています。研究企画から共同研究開発、サービス開発、事業実装まで、多岐にわたるフェーズやテーマでの共同研究を歓迎しておりますので気軽にお声がけください。
・お問い合わせ先:info@vie.style
・共同研究事例:https://www.viestyle.co.jp/news/category/business/
次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:今村 泰彦、以下VIE」)は、アルツハイマー型認知症治療等への活用が期待される40Hzの視覚・聴覚刺激について、個人毎の脳波ピーク周波数を特定・刺激することで、短期記憶課題等の認知機能が向上することを、世界で初めて報告いたしました。この研究は2025年11月5日にオープンアクセスジャーナルのScientific Reportsに掲載されました。
■ 研究発表のポイント
現在、40Hzの視覚・聴覚刺激(Gamma周波数刺激)によって脳活動をエントレインメントすることにより、アルツハイマー型認知症やその他の疾患の非薬物療法の実現を目指す研究・臨床試験が進んでいます。
当社はこれまで、Gamma周波数刺激をより快適に提供する研究開発を進め、独自の脳波刺激音楽「Neuro Music」を活用して快適で音楽性のあるGamma周波数刺激音楽「Gamma Music」を開発・提供してきました。一方で、40Hzという刺激周波数はこれまでの研究から経験則的に定められた数字であり、個人毎に最適な刺激周波数は異なるのではないかと考え、今回の研究着想に至りました。
・発表済みのGamma Music論文
Yokota Y, Tanaka K, Chang M, Naruse Y, Imamura Y and Fujii S (2024) Gamma music: a new acoustic stimulus for gamma-frequency auditory steady-state response. Front. Hum. Neurosci. 17:1287018. doi: 10.3389/fnhum.2023.1287018
https://www.frontiersin.org/journals/human-neuroscience/articles/10.3389/fnhum.2023.1287018/full
今回の研究では、被験者にChirp音と呼ばれる連続的に刺激周波数が30~60Hzに変化する音楽を聴取してもらい、個人毎に最も反応性の高い周波数(IGF:Individual Gamma Frequency)を特定しました。この結果、今回の被験者集団の中で最頻値は40Hzではなく45Hzであり、かつIGFにはばらつき・個人差が存在することが分かりました。
実際に個人毎に最も反応性の高い周波数であるIGFを刺激する条件・刺激しない条件で比較をしたところ、IGF刺激群では言語記憶課題及び実行機能課題の成績が有意に向上しました。言語記憶課題では、より長時間IGF刺激音楽を聴取した条件でより高い効果が確認されました。(以下図内D)

この結果は、これまでの40Hzを固定で刺激するパラダイムに個人最適化の観点を持ち込むものであり、個別化による行動指標の向上を報告した世界で初めての報告です(当社調べ)。これまで提供してきた音楽による快適性に加えて個別化による有効性の向上により、Gamma刺激の社会実装に寄与できるものと考えています。今後は当該技術を用いて患者を対象とした臨床研究等をパートナー企業・研究機関と進めていく予定です。協業・共同研究にご興味をお持ちの皆様からのご連絡をお待ちしています。
■ 発表概要
発表雑誌: Scientific Reports※(2025年11月5日)
論文タイトル:Auditory stimulation at individual gamma frequency enhances cognitive performance
著者 :Yusuke Yokota, Kenta Tanaka, Ming Chang, Shin Koike, Shinya Fujii, Yasushi Naruse & Yasuhiko Imamura
DOI番号 :10.1038/s41598-025-22360-0
https://www.nature.com/articles/s41598-025-22360-0
※Scientific Reportsは、Springer Natureの一部であるNature Portfolioによって発行されている、査読付きのオープンアクセス科学ジャーナル(学術雑誌)です。
■ 研究用途に最適な脳波計「VIE EEG Headphone」

VIEでは、脳科学研究・実証研究・R&D用途に幅広く活用いただけるヘッドホン一体型の高精度EEGデバイス「VIE EEG Headphone」を提供しています。ERP(P300/MMN)、ASSR、認知課題との組み合わせなど、高い時間分解能が求められる計測を外部トリガー同期 × ドライ電極 × ワイヤレスで実現します。
導入前の技術相談やデモのご希望も承っておりますので、研究開発や共同研究をご検討の皆様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
製品詳細:https://vie.style/pages/vie-eeg-headphone
次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:今村 泰彦、以下VIE)は、頭皮上での高精度な脳波計測をワイヤレスで実現する新製品「VIE EEG Headphone」の予約販売を2025年11月27日より開始いたします。
製品ページ:https://vie.style/pages/vie-eeg-headphone
■ 開発の背景
従来、ERP(事象関連電位)やASSR(聴性定常反応)といった時間分解能の高い脳波計測を行うには、導電性ペーストを使用するウェット式の電極を備えた研究用機材が必要であり、被験者への負担や準備の手間が課題となっていました。一方で、簡易的なウェアラブルデバイスでは正確な同期信号(トリガー)の取得が難しく、本格的な研究用途での利用にはハードルがありました。
VIEはこれまで、イヤホン型脳波計を通じて日常生活での脳波計測を実現してきました。この度、その技術を応用・発展させ、「外部トリガー入力機能」と「頭皮上(中心線上)での計測」を備え、ウェット式の研究用脳波計と同等の信号精度をワイヤレスかつドライ電極で実現する「VIE EEG Headphone」を開発いたしました。
既に複数の研究機関・企業への提供を開始しており、以下のような研究・事業開発で使用いただく予定です。
・複数人の同時計測・同期性の評価
・病院の検査室外の病棟等での計測
・既存の研究プロトコルへの10-15分程度の脳機能評価の追加
・オフィス等のリアルワールドでのデータ計測・脳波利活用
■ VIE EEG Headphoneの3つの特徴
1. 外部トリガー入力による高精度な同期計測
本製品は外部トリガー入力機能を搭載しており、視覚・聴覚刺激の提示タイミングとマイクロ秒単位で同期した脳波データの記録が可能です。検証実験において、P300やMMN(ミスマッチ陰性電位)などのERP計測、およびASSR計測で、従来の研究用脳波計と極めて高い相関(相関係数 r>0.9)を確認しています。

2. ドライ電極採用で、装着から計測までをスムーズに
準備・後片付けに手間の掛かるペーストが不要な「ドライ電極」を採用しています。ヘッドホンを装着する感覚で、頭皮上(中心線上)の1チャンネル計測が即座に開始でき、被験者の負担を大幅に軽減しながら高精度なデータ取得を可能にします。

3. 計測から解析までをシームレスにする「VIE Streamer」
専用の脳波取得・解析ソフトウェア「VIE Streamer」を使用することで、リアルタイムの波形確認、インピーダンス計測、ノイズチェックを一元管理できます。また、CSV形式での生データ出力や、外部アプリケーションへのOSC転送にも対応しており、取得したデータを即座に解析・活用できる環境を提供します。

■ 研究者による推薦
「Brain Techの産業化」を目指し、約4年前にVIE社にジョインしました。産業化には、神経科学的なエビデンスに基づくアプリケーション開発が重要であり、その基盤として、既存の医療・研究用デバイスと同程度の計測精度を持つ簡易脳波デバイスが必要だと考え、その開発に協力しました。完成したデバイスは、髪の毛がある頭皮上でも既存の研究用脳波デバイスとほぼ同等の精度で脳波を計測できる点が最大の特徴です。さらに、外部トリガーに対応し、事象関連電位の計測も可能です。これにより、実環境での脳波計測を想定した応用研究に最適であり、Brain Techの新たな時代を作ってくれるデバイスであると確信しています。

成瀬 康 氏:VIE株式会社 社外取締役(国立研究開発法人情報通信研究機構未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター脳機能解析研究室 室長、大阪大学 招へい准教授)
■ 製品仕様
・製品名:VIE EEG Headphone
・計測位置:頭皮上1ch(中心線上)
・電極タイプ:ドライ電極
・サンプリングレート:500Hz
・その他機能:インピーダンス計測、外部トリガー入力、IEC80601-2-26 試験項目クリア
※研究用途で利用する場合、別途ソフトウェアのライセンス購入が必要となります。
※本製品は研究用機器であり医療用途で用いることはできません。
【本件に関するお問い合わせ先】
VIE株式会社 広報担当
E-mail:info@vie.style
2025年11月23日(日)、麻布十番にて懐メロ記憶想起トレーニング「うたメモリー」を自由に体験いただける1日限定ポップアップストアを、開催いたします。
当日は、音楽と脳波を活用した「記憶(ジブン)を旅する体験」を、実際のデバイスとアプリを通じてお楽しみいただけます。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
■ 開催概要
日時: 2025年11月23日(日)15:30〜18:00
会場: 東京都港区麻布十番2-20-7 髙木ビル1F(麻布十番駅より徒歩1分)
内容:
・うたメモリーの体験デモ
・製品紹介・使い方ガイド
・脳波イヤホンの特徴や活用方法のご紹介
■ うたメモリーとは

うたメモリーは、従来の医薬品事業に加え、より幅広いヘルスケアサービスの創出を目指す東和薬品と、イヤホン型脳波計デバイスを開発しているVIE、さらにニューロテクノロジー分野の事業開発を専門に手掛け豊富な実績を持つNTTデータ経営研究所、3社の共同研究開発プロジェクトの成果を利用して提供されるサービスです。
本サービスでは、脳波イヤホンを用いて自分の記憶を呼び覚ます”懐かしさ”を読み取り、AIが分析しパーソナライズされたプレイリストを作成します。懐かしい曲が聴き放題で、ユーザーの記憶を呼び覚まします。同梱のメモリートラベルノートには懐かしい曲を聴いて思い出した記憶を綴ります。
家族とのコミュニケーションのきっかけづくりや、日々の健康習慣にもご活用いただけます。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
2025年11月22日(土)に開催される「第44回日本認知症学会学術集会」シンポジウム25にて、VIE株式会社の最高脳科学責任者(CNTO)・茨木拓也 が登壇いたします。
本シンポジウムは、認知症・高齢者医療におけるBrain Machine Interface(BMI)研究の最前線を多角的に紹介する企画で、産総研・大阪大学・工学院大学など各領域の第一線研究者が参加します。VIEは、「簡易脳波デバイスを利用した音楽インターフェースの開発と認知機能への影響の検証」をテーマに、講演を行います。
■イベント概要
日時: 2025年11月22日(土)13:25〜15:05
会場: 朱鷺メッセ 4F 国際会議室(第2会場)
座長:岡村信行(東北医科薬科大学)、舟本聡(同志社大学)
■詳細はこちら
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/dementia44/session/51
皆様のご参加をお待ちしております。
次世代型ウェアラブル脳波計の開発とニューロテクノロジーの社会実装を行うVIE株式会社は、法人・研究機関の研究者・事業開発担当者向けに、脳神経科学の社会実装に向けて各種産業・研究領域とのパートナーシップを強化するイベント「VIE Lab Meet up」を定期開催しています。
本イベントでは最新の研究動向・社会実装の事例を共有しながら、パートナー機関同士で知見を深め合い、先進的な事業・サービスを共創することを目指します。今回は、昨今注目されている聴覚刺激による脳波成分への介入について、2024年に以下の通り国際誌への研究発表を行いましたが、追加研究の成果がScientific Reportsに掲載されましたので、発表をさせていただきます。
・以前の研究報告
Yusuke Yokota et al., Gamma music: a new acoustic stimulus for gamma-frequency auditory steady-state response, Frontiers, 2024
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnhum.2023.1287018/full
・新たな研究報告
Yusuke Yokota et al., Auditory stimulation at individual gamma frequency enhances cognitive performance, Scientific Reports, 2025
https://www.nature.com/articles/s41598-025-22360-0
従前より、40Hzを中心としたGamma周波数帯域への視覚・聴覚刺激がアルツハイマー病等への治療効果を持つ可能性が報告され、注目されてきました。当社では、このGamma周波数刺激は必ずしも40Hzが最適ではなく、個人毎に最適な周波数があるのではないかと考え、研究を進めてまいりました。今回発表させていただく研究は、個人毎に固有のGamma周波数帯域ピーク(Individual Gamma Frequency)を特定し、個人毎に刺激周波数を変えることで、認知機能の向上効果が確認できました。本meetupではこちらの研究成果を発表させていただきます。
想定する参加者
以下の皆様を想定しています。
・人の状態変容を目指したプロダクト開発・技術開発を行う企業担当者・研究者
・製薬会社等で非薬物療法・新しい介入技術の開発を進める担当者
・音楽やビジュアライゼーションを通じて表現を行うアーティスト・デザイナー
イベント概要
◯テーマ:認知機能に影響を及ぼすGamma周波数刺激 ~Beyond 40Hz~
◯実施日時:2025/11/20(木)12:00-13:00
◯実施形式:オンライン
◯タイムスケジュール
12:00-12:05 :Opening
12:05-12:35 :自社研究発表、質疑応答
Auditory stimulation at individual gamma frequency enhances cognitive performance
12:35-12:45 :研究に用いた音源デモンストレーション
12:45-13:00 :VIE会社紹介、Closing
◯参加費:無料
講演者プロフィール
VIE株式会社 横田 悠右
1985年香川県生まれ。豊橋技術科学大学 情報工学科卒業。豊橋技術科学大学大学院 情報工学専攻修士課程修了。2013年豊橋技術科学大学大学院 電子・情報工学専攻博士課程を修了後、情報通信研究機構機構 脳情報通信融合研究センターの研究員として勤務。ウェアラブル脳波計システムの開発に携わり、日常生活に近い実環境下で様々な実験テーマのもと、脳波計測実験を多数実施。2023年、VIE株式会社入社。Neuroscientist として主に、新しいガンマ刺激であるガンマミュージックの研究開発に従事。
参加登録方法
以下URLより参加登録ください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_YfGfu8N4StWxf7yCLjZORQ
登録〆切:2025/11/19中
今後の開催テーマ
開催予定については当社ホームページ(https://www.viestyle.co.jp/)にてお知らせします。
VIE株式会社(神奈川県鎌倉市、代表取締役:今村 泰彦、以下VIE(ヴィー))は、東日本旅客鉄道株式会社(以下JR東日本)およびJR東日本スタートアップ株式会社が主催する「JR東日本スタートアッププログラム2025春」に採択されました。採択テーマは「ニューロ×鉄道:音で創る、次世代の安全とウェルビーイング」。脳波に基づいて最適化される「ニューロミュージック」と脳波解析技術を活用し、鉄道の夜間勤務など現場で働く方々の心身の状態をサポートする実証実験を進めます。
イベント公式HP:https://jrestartup.co.jp/program/
◆「JR 東日本スタートアッププログラム」とは
「JR東日本スタートアッププログラム」とは、JR東日本とJR東日本スタートアップ株式会社が2017年から実施している、ベンチャー企業や個人のアイデアをもとに新たなビジネスを共創するプログラムです。駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用した提案を募集し、ブラッシュアップを経て実現していく仕組みとなっています。これまでに計168件の提案が採択され、2018年度の「日本オープンイノベーション大賞」で経済産業大臣賞、2020年度には環境大臣賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
◆第12回 JR東日本スタートアッププログラム DEMO DAY
日時: 2025年12月4日(木)13:20〜18:00
会場: JR新宿駅 NEWoMan 5F LUMINE 0
参加方法:「第 12 回 JR 東日本スタートアッププログラム DEMO DAY」にお越しになる方は、下記の専用ページから事前登録をお願いします。
参加申込URL: https://jresup-demoday12th-entry.peatix.com
応募期間:2025 年 10 月 23 日(木)~12 月 4 日(木)13 時