2022.11.17
Business
東京大学とVIE STYLE、ウェアラブル外耳道脳波計(In-Ear EEG)を用いたゾーン・フロー状態の推定とニューロフィードバックに関する研究成果を発表
より優れたニューロテクノロジープロダクトの開発を促進
VIE STYLE株式会社は、北米神経科学学会(Neuroscience 2022)にて、ユーザーが認知的に集中している(フロー・ゾーン)状態を、従来の頭皮上脳波と比較しても外耳道から十分に計測しうること、またその状態推定に基づいたニューロフィードバックによりユーザーを集中状態に導ける可能性を示した研究成果を発表したことをお知らせします。n数が少なく予備的な結果ではありますが、VIE STYLEがコンシューマー向けに展開するサービス「VIE ZONE」の技術的・科学的な基盤の一つとなります。
今後、n数を増やすなど研究開発を進め学術的な成果と、それに基づきより優れたニューロテクノロジープロダクトをユーザーの皆様に届けられるように邁進していきます。なお、本件は東京大学大学院工学系研究科との共同研究成果・共同発表となっています。
発表情報:
Inoue D, Ueda K, Ibaraki T, Imamura Y. Development of a neurofeedback system using In-Ear EEG for eustress-distress modulation. Poster presented at:Neuroscience 2022; Nov 16, 2022; San Diego, CA.